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山菜 葉
ハコベ
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概要
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学名

stellaria neglecta

和名

はこべら・はくべ
朝しらげ・はっかそう
べにそる・びずる
ぬしずり・ねこのみみ

分類

ナデシコ科 ハコベ属

主流品種

-


春の七草の一つ。日陰干しすると「はんろう」という生薬になります。

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旬
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2月〜8月 晩冬/晩夏

ハコベは春から夏にかけてが最も多く繁殖します。しかしまれに、冬でも日当りの良い場所では花をさかすこともあります。




選び方
ミドリハコベ

おしべが8〜10本あるのが特徴です。

5弁の花をつけますがそれぞれが2つに分裂しているので10枚あるようにみえます。

長さは15cm〜50cmです。


コハコベ

おしべが3〜5本あるのが特徴です。

全体的に小さく、茎が若干の紫褐色をしています。




保存方法

生のままでは日持ちしないので用途を決めてから採取するのがいいでしょう。

採取したら保存はせず使い切りましょう。


冷凍保存

1. 泥や汚れを洗い落とす。

2. 水気をよくきり冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。


●加熱調理にそのまま使えます。

●

●保存期間は約半月です。





食べ方
よく洗ってから使う

山菜は泥や汚れのついたものが多く調理前にはよく洗ってから使いましょう。


七草がゆ

ハコベは春の七草に数えられ七草がゆとして使われることで有名です。七草がゆには通常、コハコベを使用します。


はんろう

春から夏にかけて採取したハコベの全草を日陰で乾燥させて作る生薬です。煎じて服用するのが一般的です。利尿作用や産後の浄血、催乳作用などがあります。


ハコベ塩(歯磨き粉)

昔はハコベに塩を混ぜて歯磨き粉として用いていました。これには歯槽膿漏の予防や歯肉炎の予防、歯周病の予防などの効能があるといわれています。


他にもミドリハコベの若苗はおひたしや和え物、天ぷら、漬け物などに調理されます。