健康.net TOPページ > 食の話 > 食材一覧 > にんにく(旬・保存)
野菜 根
にんにく
旬・選び方・保存方法・食べ方
栄養価・効能 >>
その他 >>

クリックで各ページへ移動します。


概要
no image
英名

garlic

和名

大蒜(にんにく)

分類

ネギ科 ネギ属

主流品種

白にんにく


肉類の臭み消しや食欲を増進させる香りを持つにんにくは、ジャンルを問わず様々な料理に使用されます。

関連リンク






旬
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
5月〜7月 晩春/初夏

にんにくは通常収穫後20日ほど乾燥させてから出荷されます。普段スーパーなどで目にするにんにくはこの乾燥させたにんにくです。これは生のままだと保存性が低く日持ちしないためです。

6月〜7月ごろのみ生にんにくが市場に出回ります。




選び方

外の皮が数枚重なっていてしっかりと乾燥しているもの。

白さが均一なもの。


皮が茶色に変色しているものは鮮度が落ちている証拠です。

大きさの割に軽いものは中がスカスカの可能性があります。

緑色の芽が出ているものは避けましょう。




保存方法

ネットに入れて風通しの良いところで保存しましょう。この方法は長期保存に適さないので早めに使い切りましょう。

長期保存するならネットに入れ新聞紙で包み冷蔵庫で保存しましょう。にんにくの発芽を送らせることが出来るため保存期間が伸びます。


にんにくを醤油や味噌、オイルなどに加工すればさらに長期保存が可能になります。


冷凍保存

1. 皮をむき1片ずつにばらす。

2. 冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。


●加熱調理にはそのまま使えます。

●刻む場合は自然解凍か流水解凍で。

●すり下ろしやみじん切りを板状にして冷凍しておくと便利です。


Cpicon 冷凍保存☆すりおろし&みじん切りにんにく [by tweety]



食べ方
香りを抑える

にんにくの強すぎる風味が苦手な方は調理の直前ににんにくを切ると香りを少し抑えることが出来ます。また、にんにくは中央にある芯に特に強い風味を含んでいるのでこれを取り除くことでも香りを抑えることが出来ます。


香りを強くする

にんにくに含まれる風味は切る・つぶす・すりおろすなどを細かくすればするほど強くなります。にんにくの独特の香りが欲しいなら細かく刻むなどして調理に使いましょう。


食後のにんにく臭を軽減

にんにく料理を食べた後、臭いを抑えるには緑茶か牛乳を飲みましょう。牛乳は食後30分以内でないと効果は期待できません。


注意

にんにくに含まれる風味のもとであるアリシンは揮発性の成分で20分ほど放置すると空気中に逃げていってしまいます。アリシンはがんの予防や血栓の予防などに効果的なのでこれらの作用を得たいのなら逃がさないよう注意が必要です。