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野菜 根
にんじん
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概要
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英名

carrot

和名

人参(にんじん)

分類

セリ科 ニンジン属

主流品種

五寸にんじん
(西洋型にんじん)


とても栄養価が高いにんじん。西洋型にんじんはカロテン、東洋型にんじんはリコピンをそれぞれ多く含んでいます。

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旬
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
9月〜12月 初秋/初冬

現在では栽培方法の進歩や品種改良により1年中店頭に並んでいます。




選び方

だいだい色が濃く、つやのあるもの。色が濃いものほどカロテンを多く含んでいます。

茎の付け根が小さく切り口の小さいもの。付け根が細い物ほど芯が細く柔らかいです。


黒ずみのある物は甘味にかけるので避けましょう。

ひげ根のあるもの。栽培環境の良いものほどひげ根が少なくなります。




保存方法
夏場

にんじんはもともと冬の野菜で夏場は腐りやすいため早めに使い切りましょう。

水気をよく拭き取り新聞紙などで包みポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ。


冬場

さっと水気を拭き取り新聞紙などで包み、通気性のよい場所で保存しましょう。

冬場は乾燥に気をつけていれば1〜2週間は保存できます。

土に埋めておく方法もあり、これは春まで保存しておくことができます。


その他の季節

さっと水気を拭き取り新聞紙などで包み、通気性のよい場所で保存しましょう。


冷凍保存

1. よくゆでる。

2. 水気をよく切り冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。


●加熱調理にそのまま使えます。一度火を通しているので生の物よりも加熱時間は短くすみます。

●保存期間は約1ヵ月半〜2ヵ月です。


Cpicon 人参の冷凍保存 [by emptymoon]



食べ方
皮の近くが栄養豊富

にんじんは皮に近い部分に甘味と栄養を豊富に含んでいます。皮は薄くむくか皮付きのまま調理しましょう。

皮には農薬が残っているためたわしやスポンジなどでよく洗ってから使いましょう。

皮にはアクがあるので生食の場合はやめましょう。


香りを抑える

生食で食べるときは臭いが気になる人は、さっとゆでると独特な臭いを抑えることができます。


カロテンを効率よく摂取

カロテンは油と一緒に摂取したときが最も吸収率が高くなります。

生食の場合は10%、湯でた場合は30%、フライやオリーブオイルとの場合は60〜70%とかなりの差があります。


にんじんの葉

にんじんの葉は根よりもビタミンAを2倍、カルシウムを5倍、タンパク質を3倍、カリウムやビタミンCなどを豊富に含んでいます。

しかし、にんじんは基本的に根を食べることを目的として栽培されているため、ほとんどの場合葉には多くの農薬が付着しており食べることはできません。

葉を食べる時は栽培方法をしっかりと確認できるものや自家栽培のものにしましょう。


にんじんを煮物に使うときは水から入れるが基本です。


にんじんにはビタミンCを破壊する酵素が含まれています。生食やジュースにするときは酢かレモン汁を入れ酵素の働きを抑えましょう。


秋冬が旬の根菜は丸ごとか大きく切って低温でじっくりと加熱すると味を引き出すことができます。(70〜80度)