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英名 | onion |
和名 | 玉葱(たまねぎ) |
分類 | ネギ科 ネギ属 |
主流品種 | - |
玉ねぎは栄養価が高く保存性に優れ栽培しやすい野菜です。
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玉ねぎの旬は2つあり、春に種をまいて秋に収穫されるものと秋に種をまいて春と初夏に収穫されるものです。
春巻き玉ねぎは品種の違う2種類の玉ねぎがあります。おもな産地は北海道です。
収穫前期(9月〜11月上旬)に収穫されるものは柔らかく甘味が強い。保存が効かないので年内のうちに使い切りましょう。
収穫後期(12月〜3月)に収穫されるものは保存性に優れ収穫直後は固く甘味にかけますが、保存しているうちに甘味が強くなります。
秋まき玉ねぎは収穫後よく乾燥させてから出荷されるため、収穫から1ヶ月ほどたったものが店頭に並びます。主な産地は佐賀県や兵庫県、香川県、愛知県、長崎県です。
新玉ねぎは3月〜5月に出荷される乾燥させてない玉ねぎです。
玉ねぎは輸入品も多く品薄になることはまずありません。輸入玉ねぎは1月〜4月に最も多く輸入されています。おもな輸入先はアメリカやニュージーランド、オーストラリア、台湾、フィリピンです。
頭を軽く押してみて肉質がしっかりとしているもの。玉ねぎは頭から傷んでいきます。
外皮がよく乾燥していてツヤのあるもの。玉ねぎは通常乾燥させてから出荷されるためです。
かたく締まっていて重みのあるもの。
頭を押してみて柔らかいもの。傷んでいたり腐っている場合があります。
芽や根の出ているもの。栄養をそちらに取られるので品質がおとります。
表面の皮が浮き上がっているもの。皮の下にカビが生えている可能性があります。
表面に傷がなく外皮がぱりっとしているものを選びましょう。
透き通るような茶色をしているものを選びましょう。
皮の赤紫色が鮮明で綺麗なもの選びましょう。
緑がかっているものは繊維が固いので避けましょう。
皮の白色が鮮明で綺麗なもの選びましょう。
緑がかっているものは繊維が固いので避けましょう。
黄玉ねぎは保存性に優れ、きちんと保存しておけば1ヶ月〜2ヶ月ほど保存することが出来ます。
段ボールは避けネットやかごに入れ、風通しがよく常温で直射日光を避けた暗い場所で保存しましょう。かごにいれる場合は一つ一つ新聞紙に包むと湿気の予防になります。
玉ねぎは15度以下の低温においておくと発芽してしまいます。湿度が高いと根が出てしまい味落ちしてしまいます。冷蔵庫は湿度が90%以上で玉ねぎにとっては最悪の環境なので間違っても冷蔵庫には入れないようにしましょう。
腐ったものはすぐにでも取り除かないと伝染してしまいます。また、一緒にリンゴなどを入れてしまうと発芽を促されてしまうのでやめましょう。
切り口が乾燥しないようしっかりとラップし冷蔵庫へ。カットしたものは保存がきかないので早めに使い切りましょう。
これらの玉ねぎは水分を多く含んでおり長期保存ができません。3日ほどで鮮度が落ちてしまうので早めに使い切りましょう。
1. オニオンスライスにするかみじん切りを炒める。
2. オニオンスライスは軽く水にさらした後、よく水を切り冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。
炒めたみじん切りは冷めた後ラップなどで密封し冷蔵庫へ。
オニオンスライスは自然解凍してから使います。
みじん切りは加熱調理にそのまま使えます。
丸ごとの冷凍は出来ません。
冷凍たまねぎ [by 27CAKE]
玉ねぎは生で食べると特有のピリッとした辛味があります。これは急激に加熱することにより甘味へと変化します。辛味が欲しいときは生か軽く湯通して使い、甘味が欲しいときは調理前に中火できつね色になるまで炒めてから使いましょう。
加熱調理する玉ねぎは繊維にそって切ると歯ごたえがよくなります。また、水分が出にくくなるので水っぽくならず旨味を残すことが出来ます。
肉や魚介類の臭み消しには、みじん切りかスライスした玉ねぎを約30分ほどまぶしておきましょう。
生で食べる時に辛味が気になる方は2〜3分ほど水にさらすと少し抑えることが出来ます。あまり長くさらすと旨味と栄養が流れてしまうので注意が必要です。
玉ねぎの辛味成分は健康面で様々な効果をもたらします。これは加熱してしまうと効果がなくなってしまうので生食で積極的に摂取しましょう。また、この辛味成分は水溶性で長時間水にさらすと溶け出してしまうので注意が必要です。
加熱調理前に1時間ほどおいておくと加熱時の栄養損失を少なくすることが出来ます。
酢の入ったドレッシングをかけると辛味を抑え、効率的に栄養を摂取することができます。
涙が出るのは硫化アリルなどの揮発成分が空気中に放出されるためです。これを防ぐことで涙を抑えることが出来ますが下記の方法で抑えた場合多少味が落ちてしまいます。(※ ゴーグル以外)
・包丁と玉ねぎを水につけながら切りましょう。涙を流す成分が空気中に気化するのを防ぎます。 ・切る前に30分〜1時間ほど冷蔵庫で冷やしましょう。これも気化を防いでくれます。 ・電子レンジなどであらかじめ熱を加えましょう。揮発成分が変化しているため気化を防ぎます。 ・ゴーグルをつけるのも有効ですが、涙を流す成分は主に鼻から入ってくるので鼻栓もしておかないと効果はあまりないかもしれません。 |