マグネシウム
...ミネラルの一つである「マグネシウム」について解説しています。
マグネシウムの概要
| 別名 | 抗ストレスミネラル |
化学名 | - |
| 性質 | - |
相性のいい栄養素 |
マグネシウムの特徴
人間にとって生体機能に必須な元素です。生体内でマグネシウムは主に骨の表面近くにマグネシウムイオンとして保存されていて、不足したときに体内へ補充されます。
マグネシウムは他の無機質（リン・カルシウムetc）とのバランスが崩れると尿路結石などの原因になるので注意が必要です。特にカルシウムと深い関わりをもっており体内では一定の比率に保たれています。このバランスが崩れると様々な症状を引き起こすので注意が必要です。
多めの摂取を心がけた方がいい人
ストレスを多く感じる人はマグネシウムが多く排出されてしまうので多めの摂取を心がけましょう。また、カルシウムやリンを取り過ぎている人は体内のバランスが崩れてしますのでマグネシウムの補給を心がけましょう。
マグネシウムの食事摂取基準
マグネシウムの1日の推奨量は成人男性で 340mg 成人女性で 270mg です。
食事摂取基準の詳細（クリックで表示します）
マグネシウムの効能
虚血性心疾患の予防
月経前症候群の緩和
骨の健康維持
ダイエット効果
疲労回復
偏頭痛の予防
etc..
マグネシウムの過剰摂取
要因
マグネシウムは通常、摂取しすぎても速やかに尿から排出されるので過剰摂取には至りません。
腎臓機能の低下により過剰摂取に至る可能性があります。
症状
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・運動失調
・嘔吐
・低血圧
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・呼吸停止
・錯乱
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etc..
マグネシウムの欠乏症
要因
マグネシウムは尿から排出されやすいミネラルで利尿剤や栄養失調により欠乏症になる可能性があります。また、大量のアルコールは多量のマグネシウムの排出につながります。
症状
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・イライラ
・神経過敏症
・精神疾患の動悸
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・不整脈
・虚血性心疾患
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etc..
マグネシウムを多く含む食材
マグネシウムを多く含む食材
| 順位 | 食材名 | 含有量 |
| 1位 | なまこ | 160mg |
| 2位 | しらす干し（半乾燥） | 130mg |
| 2位 | 豆みそ | 130mg |
| 2位 | 油揚げ | 130mg |
| 5位 | 湯で大豆 | 110mg |
| 5位 | 粒入りマスタード | 110mg |
| 7位 | あさり | 100mg |
| 7位 | イワシの丸干し | 100mg |
| 9位 | がんもどき | 98mg |
| 10位 | いくら | 95mg |
| 順位 | 食材名 | 含有量 |
その他（水分量40%以下）
・あおさ（乾燥） | 含有量・・ | 3200mg |
・青のり（乾燥） | 含有量・・ | 1300mg |
・わかめ（素干し） | 含有量・・ | 1100mg |
・ひじき（乾燥） | 含有量・・ | 620mg |
※注 「多く含む食材」は食材が含む水分量が40%以上のもので集計しています。
（乾物等の水分量が40%以下のものは除外し「その他」として下に記載）
含有量は100g中のものになります。