ぶなしめじの概要
| 英名 |
buna shimeji |
主流品種 |
- |
| 和名 |
ぶなしめじ |
国内生産量 No.1 |
- |
| 分類 |
シメジ科 シロタモギダケ属 |
輸入量 No.1 |
- |
ぶなしめじの旬
ぶなしめじ |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | (9月,10月) |
補足
市場に流通しているシメジといえばぶなしめじかヒラタケです。本来しめじといえば本しめじですが栽培がとても困難なためぶなしめじがしめじと表記して販売されています。
「香り松茸、味しめじ」といいますがこのしめじは一般的に流通しているしめじではなく、本しめじを指します。
ぶなしめじの選び方
良いもの
傘が開きすぎておらずハリのあるもの。
傘が黒色か茶色をしていて比較的小ぶりなもの。
株が一つではなく複数あるものは避けましょう。
袋が湿っているものは避けましょう。きのこ類は鮮度が落ちると水分が表面に出てきます。
ぶなしめじの保存方法
ラップかポリ袋に入れ冷蔵庫へ。
きのこ類は冷凍すると旨味が増すといわれているので冷凍保存がお勧めです。

注意
水気に弱く傷みが早くなるので水分はしっかりととってから保存しましょう。
冷凍保存
1. 石づきをおとす。
2. 小分けにし軽く振って汚れをおとす。
3. 小分けにして冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫へ。
加熱調理にはそのまま使えます。解凍は自然解凍です。
保存期間の目安は約1ヶ月です。
★しめじのエコな処理法to冷凍保存★ [by rie-tin]
(※↑COOKPADさん-写真つきで紹介されています!)
ぶなしめじの食べ方

水洗いしない
きのこ類全般にいえることですがきのこを調理するときは水で洗わず、はけやふきんで汚れを取るようにしましょう。

冷凍でうまみ成分アップ
きのこ類は冷凍することでうまみ成分が増します。これを生かすには解凍せず手早く火を通すのがコツです。
ぶなしめじの栄養価

ぶなしめじに含まれる主な栄養素
※注 ★は10段階の評価で1日の推奨量を目安にしています。
含有量の評価が★4つ以上又は上位の3つを掲載しています。その他の栄養素は「栄養価の詳細」をご覧ください。

その他の栄養素
・βグルカン
きのこ類に含まれる成分で抗がん作用や抵抗力の強化などの作用を持っています。
栄養価の詳細(クリックで表示します)
ぶなしめじ(生)に含まれる5大栄養素の含有量
(※100g中の含有量です。評価は一日の推奨量を目安にしています。)
| 栄養素名 | 含有量 | 単位 | 評価(10段階) |
| カロリー | 18 | kcal | |
| たんぱく質 | 2.7 | g | |
| 脂質 | 0.6 | g | |
| 炭水化物 | 5 | g | |
| ナトリウム | 3 | g | |
| カリウム | 380 | mg | ★★★ |
| カルシウム | 1 | mg | |
| マグネシウム | 11 | mg | |
| リン | 100 | mg | ★ |
| 鉄 | 0.4 | mg | |
| 亜鉛 | 0.5 | mg | |
| 銅 | 0.06 | mg | |
| マンガン | 0.12 | mg | |
| ビタミンA(レチノール当量) | 0 | μgRE | |
| ビタミンD | 2.2 | μg | ★★★★ |
| ビタミンE(αトコフェロール) | 0 | mg | |
| ビタミンK | 0 | μg | |
| ビタミンB1 | 0.16 | mg | ★ |
| ビタミンB2 | 0.16 | mg | ★ |
| ナイアシン(ビタミンB3) | 6.6 | mgNE | ★★★★ |
| ビタミンB6 | 0.08 | mg | |
| ビタミンB12 | 0 | μg | |
| 葉酸(ビタミンB9) | 28 | μg | ★ |
| パントテン酸 | 0.86 | mg | ★ |
| ビタミンC | 7 | mg | |
| 食物繊維(総量) | 3.7 | g | ★★ |
| 栄養素名 | 含有量 | 単位 | 評価(10段階) |
※参考 日本食品標準成分表2010より
※注 評価は一日の推奨量を目安にしています。
ナトリウム・ヨウ素は日本で普通の食生活をおくっていれば摂取基準を下回ることがないので評価は記載していません。
ぶなしめじの効能

大きく期待のできる効能
栄養価を見る限り大きく期待できる効能はありません。

期待のできる効能
etc…
ぶなしめじはキノコ類全般に含まれるβグルカンを含んでいます。
ぶなしめじのその他
各項目をクリックで表示します。
ぶなしめじの種類

白ぶなしめじ
ぶなじめじを白く品種改良したものです。食べ方は普通のぶなしめじと変わりません。

はたけしめじ
ぶなしめじを一回りほど大きくしたような形をしています。苦みやクセが少なく味は本しめじに近いのが特徴です。「大粒丹波しめじ」が有名です。

本しめじ
カサが大きくて軸は白色をしており太くなっています。旨味成分を豊富に含んでいてシャキシャキとしっかりとした食感が特徴です。「味しめじ」はこの本しめじを指します。人工栽培が難しく天然ものは収穫量が少ないためほとんど流通していませんでしたが、最近では人工栽培された「大黒本しめじ」という名前で店頭にならんでいることがあります。
民間療法